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スタッフブログ「凛とゆく」|ブログ

0泊3日

行ってまいりました。



金曜日20時 ハイエース・冷蔵車・マイクロバスの3台に総勢19名 小矢部市出発。

現地に近付くにつれ高速道路のサービスエリアは救援車でいっぱい。

気仙沼に入ると、テレビで見ていた光景が次々と・・・

みんな愕然とし声も出ない。

休憩をとりながら現地到着土曜日10時。

支援物資を届け、炊き出しをする最初の場所は

避難所になっている高台にあるお寺。

ライフラインが整っていないお寺に60数名が避難されている。

ほとんどの方が家を失った方ばかり、、、

自分たちに今出来ることは温かいうどんを作り食べて頂くこと。

「地震直後に命からがら逃げてきてねぇ・・・」

「今は少しづつ生活しやすくなったよ」

「美味しいうどん、ありがとねぇ〜」

おばさんが優しい東北弁で語られる。

その気丈さに胸打たれると共に、逆に私達に元気を与えられる。

 

 

2カ所目は、港からすぐそばの保養園。

あたり一面は津波で壊滅状態の中、

横にある小さな森が堰止めの役割をして、

この建物だけがポツンと建っている。

ただ、一階部分は全て波に飲まれ廃墟と化している。

天井などの内装がこんなにも綺麗に剥がされる威力とは、、、


この2階、3階で今もなお患者さん達が250名ほど入院されている。

ここでも自分たちに今出来ることは温かいうどんを作り食べて頂くこと。

主に精神疾患をお持ちの方が入院されている保養園。

各病棟は部屋ごとに厳重に鍵が掛けられている。

「直後は患者さん以外の方も避難されていたけど、今はみんな移られてねぇ」

「患者さん達だけは行き場が無くて・・・」

「ガスが無くて温かい食べ物ホント嬉しいです」

看護師さんが優しい笑顔で語られる。

またもや、その気丈さに・・・(T_T)



自分たちが出来たことは、、、わずかでした。

反面、「ありがとう」と言って下さるお言葉と笑顔に

私達が得るもの、感じるものが大きすぎました。

 

現地に行くと感じる全世界的に広がっている支援の輪。

それとともに長きにわたる支援継続の必要性。

 

行って良かった。



行く環境を作って頂いた私の廻りの方々、

そして

気仙沼の方々、

ありがとうございました m(__)m

 

 

                 うどんの湯切り作業で心地よい筋肉痛になり、0泊3日を振り返る営業マン