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ファイナンシャルプランナーのアドバイス|ブログ

間違いのない住宅予算算出

【住宅予算とは?】
住宅計画を検討し始めた多くの方が、まず考えるのは
「自分はいくら位の住宅を建てられるのか」という事だと思います。
そして多くの方が
民間の金融機関に行き...
住宅ローンの事前審査などで貸してもらえる金額を算出...
またはインターネットで借入可能額シュミレーション...

それに自己資金を加えて住宅予算とされます。
それは「借入可能金額」からの住宅予算算出です。  ・・・危険です。
住宅予算は「無理のない借入額」から算出することが必要です。
【借入可能金額とは?】
金融機関が「貸してくれる金額」です。
民間金融機関の多くは、返済負担率(税込年収に対するローンの
年間返済割合)を年収に応じて25%~30%とし、金利は3%~4%、
返済期間は「完済年齢75歳または80歳-現在の年齢」と「35年間」の
短い方の年数で計算して審査するようです。
(例) 年収600万円の35歳サラリーマンの借入可能額
    (金利4%、返済負担率30%の場合)
 年間返済額              100万円あたりの返済額 
  180万円  ÷ 12か月  ÷     4,427円       × 100万円 = 3,388万円
なお、年間返済額には自動車ローンやカードローン等の住宅ローン以外のローンも含みます。

【無理のない借入額とは?】
長期間にわたり住宅ローンの返済をしても普段の生活が豊かに暮らせ、将来の老後までも安心できると
予測できた上で算出した金額です。
【「借入可能金額」で住宅予算を算出すると・・・】
例えば、年収・家族構成・勤め先がすべて同じ条件の2つの家族があるとします。
金融機関に住宅ローンの相談をすると貸してくれる金額は当然同じです。
しかし、その2つの家族はそれぞれ、毎月の食費も、光熱費も、子供の教育費も
自動車を買い換える費用も、趣味にかける費用も全く違うのです。
将来3人の子供全員が県外の私立大学に行き、自動車を定期的に新車に買い替えし、
各種保険料を納め続ける
.....想定外
金融機関は各家庭の毎月の支出や将来の計画までは当然考慮できません。
収入基準など、ごくわずかな条件だけで算出するのが「借入可能金額」です。
現在、住宅ローンの返済が苦しくて手放された中古住宅を多く見かけます。
その中には「借入可能額」で住宅予算を算出した方が多いのです!
【まとめ】
このような様々な観点から総合的に判断し、安心できる将来への家計設計から
算出するのは住宅計画される方それぞれの自己責任です。
住宅計画をするにあたって、まず一番重要なことは
将来までも考慮した家計設計より住宅予算を算出する!
ただ家計設計とはいっても、なかなか個人で将来を見据えてシュミレーションなどするのは困難です。
そのお手伝いをするのが私共ファイナンシャルプランナーです。
ご興味のある方は「棚田建設ホームページ お問い合わせ」よりメールにてご連絡ください。
まずは家計設計のご説明から・・・
提携ファイナンシャルプランナー